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携帯電話とパソコンでは、どちらが普及しているのか。現在のところ両者の普及台数は七○○万台を越えるレベルで、情報通信端末としてはほほ肩を並べている状態。では、ケータイのインターネット利用はどの程度なのか。社団法人電気通信事業者協会の調査によれば、二○○三年二一月末現在でiモード契約数は約四○三三万台。
そこにEZweb、vodafone liveを合わせれば、ケータイからインターネットに接続しているのは約六七八○万台にもなる。国民の半分に相当する数字だ。この数字を「スゴイ」と思うか、「その程度か」と思うかの判断は人それぞれだろう。
ただ、これだけ普及すれば、モバイルインターネットを舞台にしたマーケットが大きく成長してくるのは当然ともいえる。携帯コンテンツの市場は、二○○二年度は二六四一億円、二○○三年度は三三五六億円(前年度比二七%増)と急拡大し、二○○四年度には四四一○億円(同二二・四%増)とさらに拡大ペースが加速すると予想されている。中心は、携帯電話を自分流にカスタマイズするための着メロや壁紙などのコンテンツとゲームだが、一台当たり換算で月額五○○円程度なので、拡大の余地はまだまだある。
一方、インターネット広告はどうなっているのか。電通の推定によると二○○三年に一一八三億円となり、初めて一○○○億円の大台を超えた。そのうちケータイの広告費は一○○億円程度なので、こちらもまだ拡大の余地があり、モバイル広告関係者は数年以内に一○倍以上の市場規模になると期待を寄せている。ただネックなのは、ケータイ広告はパソコンのインターネット広告に比べて、ページビューが低いという点。ページビューが伸びない理由は、パケット通信料金がまだまだ高いこと、通信速度が遅いので表示までに時間がかかること、さらにはディスプレイサイズの制約からインパクトのある表現がしにくいことなどが大きな理由だと推測できる。キャリアの側で定額制の導入や通信料金の引き下げを図るとともに、コンテンツ制作者側はモバイル広告にふさわしい新たな表現方法を考える必要があるだろう。

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